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初Vへ岡ちゃんの後輩橋本先発濃厚

練習後ランニングをする岡田監督(左)とMF橋本(撮影・宇治久裕)
練習後ランニングをする岡田監督(左)とMF橋本(撮影・宇治久裕)

 【重慶(中国)22日】「岡田の頭脳」が東アジア制覇へと導く。日本代表のMF橋本英郎(28=G大阪)が、優勝をかけた今日23日の韓国戦で代表初先発することが濃厚になった。この日の最終調整で主力組に入った。橋本は、岡田武史監督(51)と同じ大阪の名門・天王寺高出身。控え暮らしが続いていた秀才肌のボランチが、岡田ジャパンに初タイトルをもたらす。

 大一番でチャンスが巡ってきた。この日、セットプレーで橋本が先発組に抜てきされた。「本当なら驚きますね-」。半信半疑で目をキョロキョロさせたが、韓国戦は代表初先発が濃厚だ。07年3月の初招集から途中出場5試合、出番なしが12試合。「(ベンチで)自分ならどうするか考えていました。韓国は力強さと運動量がある。試合はイメージしています」。我慢を続けた男に出番がきた。

 練習後、ランニングをしていると岡田監督が近寄ってきた。「ハシ、大阪のどこ(の出身)なの?」。グラウンドを2周半する間、2人だけの時間は世間話で終わった。岡田体制でも3試合をベンチで過ごし、1試合が途中出場。今大会は故障者続出で万全なフィールド選手が15人しかいない。安田に代わって守備的な中盤に入るが、突然の先発にもベンチから戦況を分析してきた秀才は、目指すサッカーを理解している。

 あこがれの存在があったから、今がある。大阪・天王寺高3年だった97年。受験勉強に追われる日々に、胸を熱くさせる出来事があった。11月16日のW杯アジア第3代表決定戦イラン戦。高校の先輩、岡田監督率いる日本代表がW杯初出場を決めた。「勉強していたから、夜遅くまで起きていて、学校でも話題になった」。11年を経て、岡田監督の下で、東アジアの覇権をかけた戦いに挑む。

 岡田監督自身も82年アジア大会の韓国戦で1年半ぶりに先発に抜てきされた。守備的MFとして、1得点1アシストでホーム以外での対韓国初勝利(2―1)に貢献している。偉大な先輩と同じようにクレバーなプレーが持ち味の橋本は「タイトルにこだわりたい」と宣言。覇権をかけた韓国戦は、岡田監督の信頼を得て日本の切り札としてピッチへ向かう。【益子浩一】

[2008年2月23日9時43分 紙面から]

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