日韓対決早くも開始、納豆ｖｓキムチ？

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　戦いはすでに始まっていた。重慶市内の宿舎には日本、韓国、中国、北朝鮮が同宿しており、日本は３階、韓国チームは２階で食事を取っている。優勝を懸けた決戦を控えた２１日の夕食には、両国を代表する食材が並んだ。日本代表は納豆を、そして韓国代表はキムチを胃袋に流し込んだ。

　今大会で急成長を見せ、韓国戦もワントップでの出場が濃厚なＦＷ田代は「昨日は宿舎内のレストランで和食を食べました。納豆が出てましたね。僕も食べたし、みんなも食べてました。久しぶりでしたね。うれしかったです」と笑った。

　１８日には外出して、焼き肉で盛り上がったが、最後の最後はやっぱり日本の味「納豆」だ。粘り強～く、前線からのディフェンスをするための必須アイテム？　だ。岡田監督が「１月の鹿児島合宿よりも、数段良くなっている」と評価を高める田代にとっても、納豆パワーは最高の栄養源になった。

　対する韓国は５０キロのキムチを中国に持ち込んだが、選手、スタッフ合わせて約４０人が食べ尽くし、現在は中国国内にあるキムチ工場から取り寄せている。食欲旺盛な韓国代表はパワーの源キムチをしっかり食べて日本戦に備えている。

［2008年2月23日9時43分　紙面から］

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