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国際陸連は義足ランナーの五輪出場認めず

 国際陸連(IAAF)は14日、北京五輪出場を切望する南アフリカ人の義足の男子スプリンター、オスカー・ピストリウス(21)が使用するカーボン繊維製の義足は人工的な推進力を与え、競技規則に抵触するとして健常者のレースでは使用できないとの決定を下した。

 これにより五輪出場の道は閉ざされたが、同選手は決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ提訴する構えを見せている。

 国際陸連は昨年11月にドイツの大学に依頼し「チーター」と呼ばれる義足の効果について詳細に調査した。材質のチェックや動作解析に加え、ピストリウス自身と5人の一般選手の消費エネルギーを調べた結果、地面から強い反発力を受ける義足で走るピストリウスは、健常者より約25%少ないエネルギーで同じ速度を維持できることなどが分かった。

 生まれつきの障害で1歳になる前にひざ下を切断したピストリウスは「ブレードランナー」の愛称を持ち、2004年アテネ・パラリンピックの200メートル金メダリスト。昨年7月には世界のトップ選手が出場したローマでの競技会で400メートルのBレースに出場し、46秒90で2位に入った。

[2008年1月14日23時33分]

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