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オグシオ笑ったV4/バドミントン

全日本総合バドミントンで4連覇を飾った小椋久美子(左)と潮田玲子
全日本総合バドミントンで4連覇を飾った小椋久美子(左)と潮田玲子

<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇18日◇東京・代々木第2体育館

 女子ダブルスの小椋久美子(24=三洋電機)、潮田玲子(同)組が史上2位タイの4連覇を成し遂げた。決勝で末綱聡子(26)、前田美順(22)組に苦戦しながらも、21-17、17-21、21-9で勝利を収めた。今後は北京五輪出場権獲得のため世界ツアーに集中する。

 オグシオが勝利の重圧をはね返した。1-1で迎えた第3ゲーム。小椋の放ったショットで勝利が決まると、2人で歓喜の声を上げた。潮田は「正直苦しい試合ばかりで、勝ってよかったというのが感想です」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 9月のヨネックスの2回戦で第3ゲーム(G)までもつれる接戦を落とし敗退した。それから終盤戦を見据えた体力強化に励んだ。1回20分ごとのパターン練習を3~4回連続で行い、男子との練習を増やして、体力と集中力が最後まで保てる体を作り上げた。

 小椋が「今回は練習量も多かったし、体力の不安はなかった」と話したように、決勝では第3Gで相手を圧倒した。次の目標は北京五輪。潮田は「五輪でメダルを取りたい」と言い切った。まずは五輪出場権を決める世界ランクを左右する世界ツアーに集中する。

[2007年11月19日9時30分 紙面から]

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