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清水500m3季ぶりの優勝/Sスケート

男子500 メートル で優勝し、表彰式で笑顔の清水(共同)
男子500 メートル で優勝し、表彰式で笑顔の清水(共同)

<スピードスケート:真駒内選抜>◇初日◇1日◇札幌・真駒内セキスイハイムスタジアム

 男子500メートルで清水宏保(33=NEC)が、国内外含めて3シーズンぶりに表彰台の真ん中に上がった。2回合計1分12秒83のタイムで、04年12月29日の全日本スプリント500メートル以来の優勝を飾った。今季は15シーズンぶりにW杯代表から漏れ国内を転戦。今大会はW杯代表の主力選手は出場していないが、海外遠征組と後半のW杯出場をかけて争う全日本スプリント(22日開幕、釧路)へ復調気配を見せた。女子500メートルは辻麻希(22=岸本医科学研究所)が初優勝した。

 清水らしいスタートダッシュが戻ってきた。向かい風の中、1回目は最初の100メートルを9秒84。1度フライングした2回目は「タイミングを遅らせた」と言いながらも、9秒78で通過した。36秒44、36秒39と、ただ1人36秒台前半でそろえた。3シーズンぶりの優勝に「100の感じは悪くなかったかな」と、手応えをつかんだ。

 10月の全日本距離別選手権で左足内転筋を痛めW杯代表を逃し、国内転戦を余儀なくされた。先週の苫小牧ハイランド競技会では一線級不在で3位だったが、焦らなかった。「今季はケガなどで始動が遅れ最後は足にきたが、だいぶレース勘は戻ってきた」。

 世界で戦う意識は忘れていない。「(W杯遠征中の)加藤、長島だったら36秒1、2で滑っている」とライバル意識を見せた。今日2日は1000メートルに出場する。「全日本スプリントまで3週間。しっかり滑って体を慣らしたい」。復活への足場を着々と固めている。【松末守司】

[2007年12月2日9時31分 紙面から]

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