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杉山6年ぶりの3回戦進出/全豪テニス

女子シングルス2回戦のペレビニス戦でリターンを打つ杉山愛(AP=共同)
女子シングルス2回戦のペレビニス戦でリターンを打つ杉山愛(AP=共同)

<テニス:全豪オープン>◇3日目◇16日◇オーストラリア・メルボルン◇女子シングルス2回戦

 【メルボルン=吉松忠弘】世界41位の杉山愛(32=ワコール)が、02年以来6年ぶりに3回戦へ進んだ。同93位のタチアナ・ペレビニス(25=ウクライナ)に6-4、6-4の1時間20分でストレート勝ち。3回戦で同12位のバイディソバ(18)と対戦する。第2シードのダブルスの初戦も勝ち、1日2勝を挙げた。

 杉山に、持ち味の早い展開と軽やかなフットワークが戻ってきた。積極的に攻めて、6年ぶりの3回戦進出を引き寄せた。「最後まで(気持ちが)引かずに行けた。満足している」。最後はサービスエースで締めくくり、力強く「カモン!」と叫んだ。

 今年に向けて、コーチの母芙沙子さん(58)と方針が食い違った。ストロークで勝負したい杉山に対し、芙沙子さんは前に行く攻撃的なプレーを望んだ。杉山は自らの意見を通したが、今年は2大会で勝ち星なし。「どうやればいいか分からなくなった」。そこで母に助けを求めた。

 全豪に入り、ようやく母娘の二人三脚が動きだした。球を早めにとらえるライジングにストロークを戻し、速攻を仕掛けた。「積極的に行くことで吹っ切れた」。リズムと自信を取り戻した。この日も、先にリードされてもあわてず、冷静に逆転した。3回戦は格上のバイディソバが相手だ。杉山は「すごく楽しみ」と手応えを感じている。

[2008年1月17日9時42分 紙面から]

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