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ハンド女子「仮想韓国」浦学を力で圧倒

北京五輪アジア予選に向けて練習する女子日本代表候補(共同)
北京五輪アジア予選に向けて練習する女子日本代表候補(共同)

 日本女子代表が仮想韓国に完勝した。ハンドボールの北京五輪アジア再予選の韓国戦(29日、東京・代々木第1体育館)を3日後に控えた26日、ナショナルトレーニングセンター(NTC)で非公開練習を行い、「仮想韓国」として指名した浦和学院高の男子ハンドボール部に、12-6、15-9、17-13で快勝した。韓国女子代表は今日27日に来日予定。最高の状態でライバルを迎え撃つ。

 手応えは十分だった。全国でも強豪でならす浦和学院高の男子に、日本女子が快勝した。平均身長176センチの韓国とほぼ同等の体格を持つ相手に課題のパワーで負けなかった。西窪総監督は「ほぼ合格点。選手は、韓国相手のシミュレーションをある程度こなしてくれた」と満足そうだった。

 この日は完全非公開で行われた。午前は代表を攻守にわけ、戦略面の韓国対策をたたき込んだ。午後からの練習試合は25分マッチの3本勝負。バウアー監督は「コート上で自分たちで考えてプレーしろ」と指示した。パワーにスピードで対抗したい日本は、臨機応変に試合を組み立てる必要がある。体格で勝る相手に、どのように攻撃し守るかが試された。西窪総監督は「課題も見えたが、ある程度、方向性は確認できた」と手応えを感じていた。

 現在の女子代表候補は19人。28日には代表15人に絞られる。この日の練習試合は代表争いでもあった。「生き残るために、いかにパフォーマンスするかが伝わってきた」と西窪総監督。ギリギリまで最終メンバーを決定しないのも、最後まで彼女たちの執念を引き出すためだ。

 対韓国戦は過去40戦して4勝35敗1分け。対戦成績は圧倒的に不利だ。しかし、昨年8月のアジア予選では、微妙な判定があったとはいえ、3年ぶりに勝ち星を挙げた。再予選が正式決定してから約1カ月。打倒韓国へすでに準備は万端だ。【吉松忠弘】

[2008年1月27日9時7分 紙面から]

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