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富士通が圧勝で初優勝/バスケット

<女子バスケットボール:Wリーグ>◇プレーオフ決勝(5回戦制)第5戦◇28日◇東京・代々木第2体育館

 レギュラーリーグ2位の富士通が通算3勝2敗で、チーム創設24年目にして念願の初優勝を遂げた。同1位のJOMOを84-65で破り、1月に3連覇した全日本総合と合わせて今季2冠に輝いた。富士通は、序盤から9-0と主導権を奪い、1度もJOMOにリードを許すことなく逃げ切った。プレーオフMVPには矢野良子(29)が選ばれた。

 最後は19点差の圧勝だった。創設24年目の歓喜。中川文一監督(60)は「毎年、どんどん成績は良くなっていた。だから今年こそ優勝と思っていた」と話す。WリーグはJOMO(共同石油、ジャパンエナジー)とシャンソン化粧品しか優勝しておらず、前身の88年日本リーグの東芝以来、19シーズンぶりに新しい力が台頭した。

 アテネ五輪代表で、05年にJOMOから富士通に移籍した矢野良がチームを引っ張った。常勝軍団からの移籍で、徹底的に富士通の精神力を鍛えた。「弱気じゃ駄目。気持ちで負けたら駄目」。言い続けたアドバイスが、ようやくこの日、実を結んだ。

 自らもMVPを獲得。昨年の北京五輪アジア予選では若返りのために代表から漏れた。しかし、6月の世界最終予選(スペイン)には代表復帰が確実視される。「この優勝で(代表入りに)前向きになれた」。ベテランの力が、日本のバスケットに再び新たな息吹を与えた。

[2008年2月29日9時29分 紙面から]

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