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V王手の白鵬「慌てなかった」/九州場所

優勝に大きく前進した白鵬はファンの求めに応じてサイン(撮影・水谷安孝)
優勝に大きく前進した白鵬はファンの求めに応じてサイン(撮影・水谷安孝)

<大相撲九州場所>◇14日目◇24日◇福岡国際センター

 横綱白鵬(22=宮城野)が大関千代大海(31)との2敗同士の一番を制し、単独トップに立った。千代大海の突っ張りに後退しながら右腕を手繰り、再び離れたあともとったりにいった。最後は前に出てきた相手をはたき込み、ただ一人の12勝目。

 「いい相撲を取ろうという気でいた。相手の動きが良く見えていたし、慌てなかったのがよかった」と興奮気味に話した。千秋楽で白鵬が大関琴光喜(31)に勝つか、1差で追う千代大海が大関魁皇(35)に敗れれば、2場所連続5度目の優勝が決まる。

[2007年11月24日20時44分]

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