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モンゴル出身の旭天山が断髪式
- 旭天山の断髪式で、はさみを入れる横綱朝青龍(共同)
大相撲のモンゴル出身力士の先駆けとなった元幕下の旭天山(34=大島)が16日、東京・両国国技館で断髪式を行い、多くのモンゴル出身の後輩力士をはじめ約300人が集まった。
幕内旭天鵬や元小結旭鷲山と同じ1992年春場所が初土俵。モンゴル人力士の面倒をよく見ていた旭天山だけに、横綱白鵬に続いてはさみを入れた横綱朝青龍は「いろいろ助けてくれてありがとう」と呼び掛け、大粒の涙を流した。
「日本の皆さんに応援してもらったことが、うれしかった」と旭天山。今後は7月に結婚した妻とともにベルリンに住み、実業家に転身する。
[2007年12月16日20時38分]
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