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朝青龍勝ち越し慎重に安馬を料理/初場所

朝青龍(左)は左からの強烈な上手投げで安馬を裏返し(撮影・中村誠慈)
朝青龍(左)は左からの強烈な上手投げで安馬を裏返し(撮影・中村誠慈)

<大相撲初場所>◇9日目◇21日◇東京・両国国技館

 朝青龍が慎重に勝ち越しを決めた。立ち合いに安馬にのど輪を受けたが、のけ反りながらかわし、がっぷり四つに持ち込んだ。一気に寄ったが粘られて一呼吸。内無双を入れた後、左上手投げで仕留めた。「あわてると、しぶとい相手のペースになるから」と冷静に振り返った。

 3場所ぶりの土俵で本来の強さを見せつけたものの、まだまだ横綱らしい品格には程遠かった。この日も終盤に向けての精神状態を問われると「どう思うんだ」と記者に逆質問。記者が「落ち着いてるように見えます」と返すと「そんならそう書け」と吐き捨てた。

 もっとも北の湖理事長からはここまでの奮闘ぶりが評価され、「品格」についても援護射撃を受けた。「苦しみもある中、結果を出そうと目いっぱい取っているという印象がある。改めるところもあるが、品格だけでは土俵はつとまらない。少しのことで朝青龍が批判されるのはどうかと思う」。師匠の高砂親方(元大関朝潮)も「あの気の強さがなければ、ただの相撲取り」と言う。22日から終盤戦。朝青龍は土俵内外でさらに熱くなりそうだ。【柳田通斉】

[2008年1月22日9時39分 紙面から]

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