インディアンス傘下3Aコロンバスの村田透投手(30)が6日、15勝でインターナショナル・リーグの最多勝を確定させ、3Aでは日本選手初のタイトル獲得を決めた。

 トレド戦で今季最終登板に臨み、7回を4安打無四球で無失点、6三振を奪って今季15勝目(4敗)。優勝を争うチームに貴重な勝利をもたらした。

 3Aでプレーした日本投手では、オリックス井川が08年にヤンキース傘下スクラントンで14勝(6敗)を挙げリーグ2位タイとなったのが最高だった。巨人時代に1軍で1度も登板できなかった村田が遅咲きの花を開かせた。