エンゼルスのマイク・トラウト外野手(25)が自身初の4試合連続本塁打を記録した。「2番中堅」で出場し、3-3の5回に決勝12号ソロ。相手先発ペルフリーの4球目スプリットを左翼スタンドに運んだ。

 今月上旬には、左太もも裏痛のためレギュラーに定着した12年以降では最長の5試合連続で欠場した。11日の復帰戦こそ無安打だったが、翌12日のタイガース戦から4戦連発。「いい球を待って、しっかり捉えるだけ」と振り返った。直前の打席で同点3ランを放った1番カルフーンは「信じられない。1試合目はヒットが出なかったけど、すぐ『マイク・トラウト』に戻ったよ」と、チームメートをたたえた。

 昨季自身2度目のリーグMVPに輝いたトラウトは、5年連続オールスター選出などの実績を持ちながら、4戦連発はキャリア初。球団記録は、バリー・ボンズの父ボビー・ボンズが77年にマークした5試合。メジャー最長は8試合連続で、過去に93年ケン・グリフィー・ジュニア(マリナーズ)、87年ドン・マッティングリー(ヤンキース、現マーリンズ監督)、56年デール・ロング(パイレーツ)が記録している。