エンゼルス大谷翔平投手(26)が、開幕から出場4戦目で今季1号本塁打を放った。「4番DH」で出場し、4回無死一、二塁の第2打席、右腕ダンと対戦。3球目の内角低め、ボール気味のカーブを捉え、右翼スタンドへ運んだ。1点を先制された直後の逆転3ランで4番の仕事をきっちり果たした。

レギュラーシーズンでの大谷の本塁打は昨年9月11日のインディアンス戦以来、322日ぶり。

前日28日は「5番DH」で出場し、5打数1安打。12打席ぶりの安打となる右中間二塁打を放った。

この日の試合前にはマドン監督が「昨日、中堅方向へ安打を放ったのは非常に良かった」と修正されつつあることを指摘していた。

第1打席は1回2死一塁から右翼へ痛烈なライナー性の打球を放ったが、右翼手に好捕され凡退した。

6回の第3打席は先頭打者で左腕のマーゲビチウスから、3球目に三塁側にファウルフライを打ち上げた。内野手が大谷シフトで右側に寄っていたため、マーゲビチウスは投手ながら三塁ベンチ前まで打球を追って、ダイビング捕球を試みた。しかし、捕球できずに、体を負傷した模様。1ボール2ストライクから右腕のショーに交代した。大谷はショーに対し、ファウルのあと、見逃せばボールという高めの速球に空振り三振を喫した。