エンゼルス大谷翔平投手(27)が、今季初の4番起用となった第1打席で今季4号ソロ本塁打を放った。4番でのホームランは、20年8月6日のマリナーズ戦以来となる。

1点リードした1回2死、右腕ジオリトの93・1マイル(約150キロ)の高め直球を捉えた。中堅フェンスを越える1発の打球速度は108・3マイル(約174キロ)、飛距離419フィート(約128メートル)、角度28度だった。

前日は開幕20試合目で初の休養日で欠場。この日は20年9月27日以来の4番でスタメン起用され、いきなり豪快な1発を放った。これで、メジャー通算100号まであと3本とした。

第2打席は4回無死、スライダーを捉えたが、中飛で凡退。第3打席は6回1死一塁から二塁ゴロで一塁走者がアウトとなった。

一塁へ残った大谷は直後に5番レンドンの適時二塁打で生還。貴重な追加点となるホームを踏んだ。

第4打席は8回1死、3番手の左腕ソウザと対戦し、2ストライクからの外角スライダーに食らいつき、中前に運んだ。最後は片手1本になりながら技ありの一打で、マルチ安打をマークした。

その後、二盗成功で今季4個目の盗塁を決め、6番ウォルシュの適時二塁打で再び追加点となるホームを踏んだ。

第5打席は9回2死一、二塁から見逃し三振に倒れ、この日は5打数2安打1打点。3得点を記録し、チームの6連勝&首位キープに貢献した。