巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(48)が、生前のアントニオ猪木さんから政治家転身を打診されていたことが15日、分かった。金沢市で母校の星稜高校創立60周年記念トークライブに出席。その後の取材で「『いつかは議員になったらどうだ』と言われていた。その約束は守れなかった」と明かした。

ゴジラが燃える闘魂をしのんだ。「小さい時からプロレスファンだった。寂しいです。あれだけのスパースターはたくさんいないと思う」。高校時代から全国に名をとどろかせたスラッガーは、幼少期に柔道も習っていた。格闘家として、当時から仰ぎ見る存在だった。猪木氏はその後、スポーツ平和党から出馬し、国会議員に転身した。松井氏は日米で強打者として活躍しながら、一方で人格者としても知られる。猪木氏は政治家としての素養を感じ取っていたのかもしれない。