マリナーズが本塁打攻勢で第4戦を制し、3勝2敗で球団史上初のワールドシリーズ進出に王手をかけた。

試合は終盤までロースコアの展開だった。2回1死で6番スアレスが先発右腕ガウスマンの初球フォーシームをとらえて左中間へソロ本塁打を放ち先制したが、その後は7回まで追加点ならず。重苦しい展開の中、チームに勢いをつけたのは、今季60本で本塁打王に輝いたローリーだった。8回先頭で打席に入り、救援左腕リトルのシンカーを左翼スタンドへ運ぶポストシーズン4号となる同点ソロ本塁打。続く打線が無死満塁のチャンスを作り、再びスアレスが決勝の満塁弾を放った。

投手陣は先発右腕ミラーが4回に無死満塁のピンチに陥ったが、5番バーショを空振り三振、6番クレメントを捕ゴロで併殺打で失点を許さない粘りの投球。5回先頭に中前打を許したところで交代し、リリーフ陣4人による継投でブルージェイズの強力打線を2点に抑えた。

スアレスは満塁弾を「野球人生の中でベストの本塁打だった。この瞬間を待っていた。みんな諦めずに戦い続けた」と振り返り、初のワールドシリーズ進出にあと1勝としたことに「特別なこと。ファンはこの瞬間を長いこと待っていた」と話した。