右ひじ靱帯（じんたい）手術が決まり、今季中の復帰が絶望となったレッドソックス田沢純一投手（２３）が１日（日本時間２日）、キャンプ地の米フロリダ州フォートマイヤーズで会見した。「去年シーズン後半に（ひじに）すごい張りを感じた。不安はあるんですけども（手術で）それが一切取れるんであれば、信じてやってみようかな」と決意したという。靭帯に傷があることは入団時にレ軍も承知していたが、同様の損傷で痛みが出ない投手もいるため、様子を見ていた。

　６日にアラバマ州バーミンガムでひじ治療の権威ジェームズ・アンドリューズ医師の手術を受け、７日からリハビリを開始する。靭帯移植手術となるが、エプスタインＧＭは「復帰まで通常１０～１２カ月。慎重にリハビリさせる」と説明した。（フォートマイヤーズ＝水次祥子）