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福留がシカゴに到着、当面は1人暮らし

 中日からFAとなってカブスへ移籍する福留孝介外野手(30)が18日、米シカゴに到着した。空港ではブッシュGM補佐に出迎えを受け、「ワクワクしてます。シカゴの街を見たり家を見たりします」と話した。ただ、外は雪が積もり気温は氷点下4度。建物の外に出た瞬間「うわー。本当に寒いな」と驚いた様子だった。

 4年総額4800万ドル(約52億8000万円)で合意しており、メディカルチェックを受けた後に正式契約、入団発表を行う。福留は「必要としているという熱意がすごく強かった。FA宣言した後、最初からずっと欲しいと言ってくれた」と説明した。

 メジャー挑戦は単身赴任でのスタートになりそうだ。渡米前には16日に名古屋市内の病院で和枝夫人の出産に立ち会い、第1子が誕生したことを明かした。2740グラムの男子で母子ともに健康で、移籍先の交渉では子供のために環境面を重視していた。「生まれた瞬間は何とも言えない感じでした。新居はあらためて家族と見に行きます」。

 2月中旬にメジャーキャンプが始まるが、当面は1人暮らし。妻子が落ち着いた段階でシカゴに呼び寄せる。「どこまでできるかわからないですけど、期待にこたえられるよう頑張りたい。入団会見?緊張はしてない。大丈夫でしょう」と堂々としていた。(シカゴ=佐藤直子通信員)

[2007年12月19日9時33分 紙面から]

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