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松坂ブルペン50球、修整ポイント確認

ブルペンで投球練習をするレッドソックス松坂(撮影・たえ見朱実)
ブルペンで投球練習をするレッドソックス松坂(撮影・たえ見朱実)

 【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)16日(日本時間17日)=山内崇章】レッドソックス松坂大輔投手(27)が投球フォームのバージョンアップを課題に米国2年目のキャンプインを迎えた。初日からブルペンで50球を投げ、修正ポイントを確認、地に足をつけて再スタートを切った。1年目の15勝を超え、12敗の黒星の大幅削減を目指す勝負のシーズンへ、松坂の計画的な調整が始まった。

 肩の力が抜けた、柔らかな松坂の笑顔が2年目の余裕を映してた。「(周囲から)見られている意識が全くありませんでした。今年は自分のペースでやれると思います」。昨年のキャンプ初日は、報道陣250人、ファン300人が1億ドルの新人に熱い視線を向けた。フランコナ監督、エプスタインGMもこぞって松坂のいるブルペンに足を運んでいた。1年後の、快適な静寂が心地よかった。

 ベケット、ウェークフィールド、レスターと並んだブルペンにはファレル投手コーチのみ。報道陣は昨年の約1/3、松坂は自分の足元だけをしっかりと見詰め、目指すフォームの修正に集中力を注いだ。捕手を立たせて9球、座らせて41球。力みのないフォームで終始低めにボールが集まった。

 「08年版」のフォームは、前年から微妙に変化した。左足を上げ、右足に体重を乗せる「間」を保つようになった。ゆっくりと力を右足にため込み、目標の的をしっかり見据える時間をつくり始めた。「去年はこういうことをする余裕も時間もなかった」。41球の内訳は直球30球、チェンジアップ7球、シュート4球。いつでも投げられるスライダー、カット、カーブは封印した。課題の球数削減、制球力アップへの鍵を握る球種にこだわる内容だった。

 「今日は最初から強いボールを投げるつもりはありませんでした」。6割の力で理想のフォームを探った。「今年はオープン戦も日本にいた時と同じ感覚で臨めると思います。ゆとりを持って試していけると思います」。結果よりも内容。開幕までに打者の反応を把握し、持ち球の精度を高めることに集中できる。

 1億ドルをレ軍に投資させた1年前の“松坂熱”は、昨年15勝の実績と、時の流れが沈静化をもたらした。さらに1歩前へ。今年の松坂は、足元に安定感がある。何よりも周囲と自分を冷静に眺める余裕がある。

[2008年2月18日9時19分 紙面から]

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