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ピネラ監督が福留「3番起用構想」

 【メサ(米アリゾナ州)22日(日本時間23日)=佐藤直子通信員】カブス・ピネラ監督が福留孝介外野手(30)の「3番起用構想」を明かした。昨季3、4番のリー、ラミレスを4、5番に下げて、変化と厚みを出そうという大胆なアイデアだ。

 ピネラ監督の目がいたずらっぽく笑った。「リーとラミレス(の打順)を下げてフクドメを3番にしてみようかと思う。広角に打てる技術がある。上位でスピード、中軸でパワーを生かすには、3番起用がいいだろう」。昨季チーム打率が2割7分1厘で30球団中13位だったカ軍にとっては、福留の打撃で厚みが増すのは確実だ。

 日本では4番だが、メジャーでは3番が最強に例えられる。地元メディアは「リーがいるから3番はあり得ない」とこぞって報道したが、バットコントロールとスピードを高く評価する指揮官は「福留3番」を持ち出した。もちろん、今後のオープン戦の結果次第だが、リーも「チームのためなら」と打順にはこだわらない姿勢だ。福留は「どこでもいいですよ。試合に出れば、打順があるのは初回の1~3番だけですから」というが、指揮官の信頼の大きさを表す構想だった。

 福留は、この日守備でも適応の早さを証明した。内外野の守備練習では、二塁後方のフライを追いながら「I Got it!(おれが捕る)」と、流ちょうな英語で叫んだ。中日時代にアレックス(現広島)と外野を守っていたため「(中日の時から)そう(英語)だったんで大丈夫」と頼もしかった。

[2008年2月24日9時30分 紙面から]

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