野球

ロッテ里崎３年ぶりＶ奪回を誓う

自主トレを開始した里崎（左）は小林と握手をかわす（撮影・中村誠慈）

　ロッテ里崎智也捕手（３１）がプロ１０年目の節目の年に、日本一＆金メダルの“２冠”を目指す。９日、千葉マリンでランニング、キャッチボールを行い始動した。「毎年『マリンで胴上げする』と言いながら出来ていない。今年こそ多くのファンとの約束を果たしたい」と３年ぶりＶ奪回を誓った。優勝への課題とされているポストＹＦＫについては「いずれ世代交代はあるわけで、若い世代にチャンスが出てくることを考えるとチームの底上げになる。すべてデメリットばかりじゃないし、先行きは明るい」と頼もしく話した。練習の合間には選手、関係者に積極的に声を掛けるなどキャプテンとしての存在感も示した。

　もう一つ大仕事に挑む。北京五輪予選では台湾戦でダルビッシュの女房役を務めるなど活躍。「北京（五輪）で野球が最後になるのでしっかりと日本の野球を見せつけたい。まずは選んでもらえるようにシーズン中に活躍して、そういう大舞台で力を発揮したいですね」と、ＷＢＣに続く金メダル獲得を見据えた。

［2008年1月10日9時37分　紙面から］

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