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甲子園2戦連続ノーヒッター嶋氏特別表彰

嶋清一氏のパネルを手に写真に納まる山本氏(左)と堀内氏(撮影・栗山尚久)
嶋清一氏のパネルを手に写真に納まる山本氏(左)と堀内氏(撮影・栗山尚久)

 球界の功労者をたたえる「野球殿堂入り」が11日、野球体育博物館(東京ドーム内)で発表された。特別表彰は、戦前の甲子園大会で5試合連続完封を記録した故嶋清一氏が選出された。表彰式は球宴第2戦(8月1日=横浜)で行われる。これで殿堂入りは164人となった。

 明大時代の43年秋、学徒出陣した嶋清一投手は45年3月、インドシナ沖の海戦で戦死した。24歳の若さだった。海草中(現向陽高)では39年夏の甲子園で全5試合完封。準決勝、決勝と2試合連続ノーヒット・ノーランの偉業を達成し、初優勝へ導いた。

 スピーチに立った明大後輩の別府隆彦総監督(82)は「剛速球の左腕。がっしりした体格からの速球は、ゆうに150キロを超えていた。でも、大学では戦禍が激しくなる一方で、思うような実績を残せなかった」。リーグ戦は43年、中止に追い込まれ、西本幸雄元近鉄監督(87)がいた立大との練習試合(5月23日)が、嶋氏の最後の試合になった。西本氏は「伝説の左腕だった嶋が、こうして現代によみがえったのは意義深い。命や平和の尊さを訴える存在でもある」と話した。

[2008年1月12日11時54分 紙面から]

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