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日本ハム中田が一流投手との対戦を熱望

練習後、汗まみれで昼食のおにぎりにかぶりつく中田(撮影・黒川智章)
練習後、汗まみれで昼食のおにぎりにかぶりつく中田(撮影・黒川智章)

 各球団のエースに対戦をおねだりした。日本ハム高校生ドラフト1巡目の中田翔内野手(18=大阪桐蔭)が12日、自らの成長のために、2月からの練習試合、オープン戦での一流投手との対戦を熱望した。「一流選手の球を(打席で)見たい。見ていくにつれて感じることもあると思うし、おのずとどういう練習をしていけばいいか考えられるようになると思う」と言った。

 開幕1軍入りへの重要なステップの時期。通常ならば、結果を求めて二線級の投手と対戦して成績を残したいところ。だが、中田は「経験することは大切。がむしゃらに振るだけでもいいと思う」と荒波にもまれることが、長期的に見れば新人王へ向けての近道だと考えている。そのために「できる限り(試合に)出たい。自分のレベルアップにつながるから」と練習試合、オープン戦の全試合出場も目指す。

 東京6大学記録の8本塁打(当時)を放って巨人に入団した長嶋茂雄は、開幕戦で国鉄のエース金田正一から4打席連続三振を喫した。だが、強敵との対戦で得た経験を生かし大打者へとステップアップしていった。ヤンキース松井も、プロ1年目は初本塁打の後は厳しい攻めに21打席無安打、2軍落ちも経験したが、最終的に11本塁打を放った。

 日本ハムの今季対外試合初戦は2月10日阪神との練習試合(名護)。中田は守護神藤川の名を挙げ「テレビで見ていても、プロの選手でさえ三振が多い。打席に立ってみたい」と望んだ。まだキャンプ序盤のため藤川の登板は厳しいかもしれないが、実現すれば、日本球界屈指の速球派が投げ込むストレートは必ず血となり肉となる。手ごわい投手からの洗礼を浴びれば浴びるほど、怪物は大きく成長していく。【本間翼】

[2008年1月13日9時22分 紙面から]

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