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中田人気余波!?ハムキャンプ地車上荒らし

大勢のファン、報道陣に囲まれる中田(撮影・黒川智章)
大勢のファン、報道陣に囲まれる中田(撮影・黒川智章)

 日本ハムの注目ルーキー中田翔内野手(18=大阪桐蔭)に沸くキャンプ地の沖縄・名護市営球場に隣接する駐車場で、自動車内荒らしが発生したことが3日、分かった。キャンプ初の週末だった2日、車のカギを破壊され現金3万円などが盗まれる事件が起きた。名護警察署管内では、今年になって初の自動車内荒らし。中田騒動の思わぬ余波とみられ、この日から連続発生を防ぐため、名護署は厳戒の警備態勢をスタートした。

 のんびりムードになるはずだった、キャンプ初の日曜日。中田をひと目見ようと、2000人が殺到した名護市営球場が、物々しい雰囲気に包まれた。隣接する駐車場を名護警察署のパトカーがひっきりなしにパトロール。「車のカギを閉めてください」「車上荒らしが発生しております」…。球場に似つかわしくないアナウンスが、ひっきりなしにこだました。

 怪物フィーバーのすきを狙ったとみられる悪質な事件はキャンプ2日目の2日に発生した。ブルペン裏手にある「21世紀の森ビーチ」沿いの駐車場が、狙われた。同署によれば、見学者とみられる車のロックが破壊され、車内にあった財布が盗難にあったという。被害は現金3万円とクレジットカード類など。リゾート地であるため夏場は同様の事件が数件発生するが、キャンプ中は「初めてではないか」(同署担当者)とした。

 同署では、今年になって初めての自動車内荒らし。これまでも施錠し忘れた球場施設から、選手のグラブが盗難に遭ったことはあったが、関係者もファンが“標的”になったのは「初めてじゃないか」という。駐車場の整理に当たる男性警備員は「複数でやったのでは。死角になる部分もあるが(見張りの)誰かがいるのではないか」と推測した。

 一夜明けたこの日から、名護署はパトカー3台のパトロール場所として、球場周辺を強化することを決定した。同署担当者は「もし連続すれば白黒(パトカーの意味)ではなく、私服(警官)の張り込みも考えていく」と説明。とどまるところを知らない中田フィーバーを狙う、連続自動車内荒らしの可能性に備え、すでに新たな警備態勢の検討もスタートした。【高山通史】

[2008年2月4日9時48分 紙面から]

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