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梨田構想Wオーダーで中田二刀流

 日本ハム梨田昌孝監督(54)が13日、「中田主導型」プランを明かした。「3本柱が投げるときは、守備という面で一塁だったりDH(指名打者)があるかもしれない」。投手によって守備位置を随時変更するプランだ。大黒柱のダルビッシュに、昨季9勝のグリンと武田勝。この3投手の登板時は、相手チームもエース格が予想され、投手戦の公算が大きい。中田本人が「終わっている」と漏らしたこともある三塁の守備では、不安が残る。

 それでも、10日の初の対外試合で場外弾を放ったパンチ力は、強烈なまでの魅力を放っている。打撃戦になれば、チームの切り札に化ける可能性もある。中田を三塁で起用すれば、ジョーンズ、金子洋ら他の長距離砲の一塁起用が可能。先発が3本柱以外なら、攻撃型オーダーとして「三塁中田」が欠かせなくなる。投手戦予想なら一塁かDH、打撃戦予想では三塁という2パターンが基本線になってきそうだ。

 鎌ケ谷の合宿所から取り寄せた一塁ミットは、この日到着。早ければ14日の第4クール初日から、一塁と三塁の併用守備練習がスタートする。国頭村で行われる14日の紅白戦は「3番三塁」で出場。16日の練習試合(対阪神)について梨田監督は明言を避けたが、開幕候補の安藤が登板予定を聞くと「ありがたいね。藤川は来ないのか? (中田は)打ってみたいと言っていたしね」と続けた。

 具体的な2パターンの起用プランは、大物ルーキーへのフル稼働指令でもある。怪物中田の出来が、梨田構想を左右することになりそうだ。【村上秀明】

[2008年2月14日9時20分 紙面から]

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