「早くコロナが終息し、お客様に来店してほしい」。東京・品川区にあるクラフトビール&広島お好み焼き「dspeed(ディースピード)」の店長、松原英一さんはこう訴える。

松原さんは自動車部品の会社を経営していたが、経営は徐々に悪化。そんな中、松原さんはクラフトビールと出合った。酒屋の免許を取得した松原さんは、ビールと一緒に販売するものはないかと思案しながら店舗物件を探した。やがて10坪の物件が見つかった。それがお好み焼きの店舗だった。自動車関連の仕事をしていた松原さんはお好み焼きに関する知識は全くない。広島のおたふくソースで徹底した修業を受け、アメリカンクラフトビールと広島お好み焼きの店を4年前、開業した。全てが広島風ではなく、キャベツの炒め方やソースにひと工夫している。麺もパリパリにし、歯ごたえのある食感にしている。店の所在地が住宅街だったためテークアウトのニーズが高く、3年ほど前からテークアウトや出前を行っていたので、何とか売り上げを維持しているが、自慢のビールが芳しくない。現在、目玉商品として「汁なし担々麺お好み焼き」を研究中。「デリバリー専門の店をもう1店」と夢を心に秘めて、アメリカンクラフトビールに合う新メニューに挑戦している。詳細はhttps://peraichi.com/landing_pages/view/dspeed/から。

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