ビーチサッカーの祭典、第3回タチヒビーチカップが4月18日、東京・立川のタチヒビーチで開催された。今回から女子の部も発足し、男女8チームが集まった全国大会だったが、コロナの影響で、予定した全選手の派遣がかなわないケースもあった。それでも、広くなった新コートで、感染対策をした観客の見守る中、熱戦が繰り広げられた。

東京ヴェルディBSは、トリコ・アレイア(静岡)を12-3で、アヴァンチ大阪を9-1で退け、3連覇に突き進んだ。決勝大会は秋に開催する予定。

ビーチサッカー日本代表の監督兼主将の茂怜羅オズは「去年はコロナで大事な大会とか中止になって、あまり活動はなかったけど、今年は8月のワールドカップも含め、全部できそう。素晴らしいコートをつくっていただき、広くてお客さんも入って雰囲気がとてもいい。モチベーションが上がります」と、競技のできる環境に感謝した。

この日は日本代表の選手も大活躍。山内悠誠は見事なオーバーヘッドに加え、ハットトリックもマーク。河合雄介、原口翔太郎も存在感を見せつけた。茂怜羅兼任監督は「もちろん、ヴェルディも日本代表も全部優勝を目指しますよ」。飛躍の1年にするつもりだ。

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