男子駅伝の埼玉医大グループ(埼玉・毛呂山町)が、2年連続2度目の全日本実業団対抗駅伝(来年元日、群馬県)出場に向け11月3日、第62回東日本実業団対抗駅伝に挑む。

本番まであと6日と迫り、メンバーは最終調整に余念がない。主将の山口弘晃(東洋大出)は「高速レースが予想される。前回の価値を高めるためにも、2年続けて全日本に出場することが重要」と意気込む。

男子駅伝部は2017年、部員5人でスタートした。東日本は初めて臨んだ18年が19位、19年は15位と着実に順位を上げ、昨年は3時間43分20秒で10位に入り、初の全日本出場を果たした。大東大で箱根駅伝を3度走った経験を持つ柴田純一監督(40)は、「夏場にけが人が出たが、今は全員が復帰し充実した練習ができている」と手応えを感じている。

東日本は熊谷スポーツ文化公園陸上競技場周回コースで争われ、上位12チームが“全日本切符”を手にする。昨年は新型コロナ感染拡大を受け、一般道から周回コースへ変更され対応に苦慮した。「今年はデータと経験値があり流れやペースを把握している。デッドヒートになるだろうが、2分以上縮め10位以内で全日本の出場権を得たい」と目標を掲げた。

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