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評論家

セルジオ越後

セルジオ越後(せるじお・えちご)

1945年(昭和20年)7月28日、サンパウロ生まれ、日系2世。18歳で名門「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍しブラジル代表候補にも選ばれる。72年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多い。

報道の仕方も変える良いチャンス

<W杯:日本1-4コロンビア>◇24日(日本時間25日)◇クイアバ

 僕の評論をずっと読んでくれていれば、今日の結果は理解できると思う。結局、世界とはこんなにも差があるんだ。日本のメディアは警告するのを忘れてきたんだ。

 コロンビアの2軍に勝てないということはW杯で戦えるレベルじゃない。1軍が2人くらい出たら、こんなにも差がでるというのは、これが日本のサッカーのレベルそのもの。コロンビアはロドリゲスらを休ませても良かったんだけど、半分出そうかって投入したら日本は、こてんぱんにやられちゃったよね。

 この惨敗の原因を探るには、この大会だけ振り返ってみてもダメ。どういう4年間にしようと計画して、どういう監督を選んで、どういう準備をして、どういう相手とやったという、いろんなことを振り返ってみないと。今のJリーグの事情とかも、いろいろ振り返って。それがこういう分かりやすい結果として表れたということを肝に銘じないと。

 今大会、アジアのチームは全滅。そこで勝った、負けたって威張っていてどうするの。世界と戦うのなら。その中だけでやっていても成長しない。もっと金をかけて海外に出て、いろんなところとやらないといけない。

 それから、海外に行って活躍もしていない選手を活躍したように報じるのもいけない。そういう意味では、選手に何も責任はない。メディアも含めてみんなで反省して、やり直すという気持ちにならなければ、また4年後も繰り返すと思う。

 ロドリゲスもコロンビアの海外組ですよ。でもあれは本物の海外組。日本はニセ物の海外組。それを日本のメディアがどう受け取るか。選手の責任じゃない。

 明日から日本のメディアがどう報じるか。それが4年後へのスタート。この負け方で、報道の仕方も変える良いチャンスじゃないか。

 海外に出るだけでスターに仕立て上げて、うまいと見せかけて、4年に1回、W杯に臨んでみたらがっかりするんだよ。

 僕は別にショックじゃないよ。勝ってほしかったけどね。やはりW杯は違うよ。ごまかしが効かない。(日刊スポーツ評論家)






















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