[ 2014年6月25日13時48分 ]<W杯:日本1-4コロンビア>◇1次リーグC組◇24日◇クイアバ

 優勝という目標を公言していたFW本田圭佑(27)が、1次リーグ敗退を悔しがった。

 フル出場し、前半ロスタイムにはFW岡崎の一時同点となるゴールをアシスト。だが、1-2で迎えた後半37分には相手にボールを奪われ、カウンターのきっかけを与えて試合が決まる3点目を献上。「本当、無念の一言。それを招いたのは自分自身。非常に悔しいですけど、これが現実。優勝とまで言って、この散々な結果。自分たちが未熟すぎた。すべてを受け入れる必要がある。希望を最後まで見せたかったが、本当に口だけに終わってしまって残念。申し訳ないです」と、大会を振り返り、「自分にはサッカーしかないし、自分には自分らしくやっていくしかやり方を知らない…。これからも、明日からですけど、また進んでいきたいと思います」と前を向いた。

 また、強いこだわりを持って提唱し、実践してきたパスを回して支配する攻撃的なスタイルについては、「何を言っても負け犬の遠ぼえになってしまいますけど、やはりこういうサッカーで勝たないと見ている人も魅了されない。ただ、勝ってないんで『何をいってんるん?』という話になるでしょうし」と、話した。

 さらに公言してきたW杯優勝、世界一について問われ「ここで変えないと言ったら『何を言ってんだ?』って話になるんですけどオレはこの生き方しか知らない。少なくとも明日からもサッカーできるチャンスが僕にはあるというのはすごい幸せなことですし、それは本当にサッカーに感謝しないといけない」と、コメントした。