芸能

ラースサウンズがデビュー、沖縄で大人気

デビューアルバムの予約が沖縄県だけで１万枚を突破したラースサウンズ

　元ＨＯＵＮＤ　ＤＯＧの橋本章司（５１）と八島順一（５１）がプロデュースした横浜出身の４人組ポップスバンドのラースサウンズが、沖縄で爆発的な人気となっている。７日発売予定のデビュー・アルバム「初アル。」は、沖縄県内だけで予約が１万枚を突破。メンバーは「これで橋本さんや八島さんに恩返しができる」と喜んだ。

　バンド結成は０５年２月。橋本に「音楽活動をするならまず沖縄で成功させろ」とスカウトされ、昨夏から４人は合宿しながら那覇市の国際通りでストリートライブを連日行い、ファンを増やしていったという。

　今年１月に沖縄限定で２枚同時発売したシングルは４万枚を売り上げ、那覇市内の大型レコード店「タワーレコード」では１、２位を独占。メンバーが企画、制作するテレビ番組「ラースポット」が琉球放送で７月からスタートしたが、深夜２時半からの放送にもかかわらず平均５％を超える視聴率を獲得。１０月からは同局でラジオ番組「ラーストリート」も始まるなど、わずか１年で沖縄での人気を確立した。

　現在は、インディーズで活動しているが、水面下ではレコード会社の争奪戦が繰り広げられている。４人は「今回のアルバムは、沖縄で活動を開始して１年たった集大成。でも、まだまだです。もっと沖縄で実力をつけていきたい」と話した。

［2007年11月5日9時15分］

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