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長谷川京子“演技がヘタ”乗り越えた

NHK主演ドラマの完成会見に出席した長谷川京子(右)とジェームス三木氏
NHK主演ドラマの完成会見に出席した長谷川京子(右)とジェームス三木氏

 女優長谷川京子(29)は打たれ強い。7日、都内のNHKで行われた同局スペシャルドラマ「海峡」(17日午後9時、23日午後10時、24日午後9時の全3回)の完成会見に出席した長谷川が、原作者のジェームス三木氏(72)と演出家の岡崎栄氏(77)から、演技の成長について太鼓判を押された。

 ただし、長谷川には耳の痛い言葉も多かった。第1話の試写会後の記者会見。取材陣から「長谷川さんの演技をどう思いますか」とジェームス氏に質問が飛ぶと、長谷川は「やめてくださいよ~」と苦笑した。ジェームス氏は「まあ決して上手ではなかったけど、今回の作品で演技派になってくれたと思うよ」。主演女優が「上手ではない」と言い切られる会見も珍しい。

 長谷川は以前も厳しい言葉をもらった経験がある。6月だった。今年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得した河瀬直美監督の次回作「土日風水(仮)」への主演を前に、同監督から「テレビなどで見る演技はまだまだ評価できない。心を入れて形にしているとは思えない。私は生身に鋭く切り込んでいく」と指摘された。その言葉が各方面で報じられた長谷川はショックだった。この日も「(ジェームス氏の発言だけ)記事に抜粋されそう」と笑うしかなかった。

 ただし、その後出演した同ドラマで成長を認められたのも間違いない。日本と韓国間で純愛を貫く吉江朋子の21歳から51歳までを1人で演じ切った。ジェームス氏は「これから彼女が急激に開花する予感がしてます」。岡崎氏も「これからどう伸びていくか楽しみ」と将来性を期待された。厳しい言葉の裏側には、厳しさを受け止める人柄の良さや期待の高さがうかがえる。チヤホヤされない美人女優は貴重だ。

[2007年11月8日8時18分 紙面から]

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