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右近と段治郎で歌舞伎「ヤマトタケル」

「ヤマトタケル」にダブルキャストで主演する市川右近(右)と市川段治郎
「ヤマトタケル」にダブルキャストで主演する市川右近(右)と市川段治郎

 スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(3月5~25日、東京・新宿演舞場)の制作発表が24日、都内で行われた。市川猿之助(67)が86年に初演したスーパー歌舞伎第1弾で、病気療養中の猿之助に代わり、市川右近(43)市川段治郎(38)がダブルキャストでヤマトタケルを演じる。東京公演後、4月博多座、5月大阪松竹座、6月名古屋・中日劇場と4カ月のロングランとなり、右近は「師匠から受け継いだ作品を、未来に残せるよう頑張ります」。この日は欠席した猿之助は演出で参加する予定で「『ヤマトタケル』が不死鳥のごとく羽ばたくことを願っています」とコメントした。

[2008年1月25日9時35分 紙面から]

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