芸能

ＮＨＫ取材班が八ケ岳で一酸化炭素中毒

　ＮＨＫの旅番組「小さな旅」の取材班４人が１１日早朝、長野県茅野市の八ケ岳連峰・赤岳（２８９９メートル）の宿泊先の山小屋「赤岳天望荘」から、一酸化炭素中毒の症状を訴え、ほか１１人の宿泊客とともに県警のヘリコプターで病院に運ばれた。担当ディレクター、技術スタッフ、ガイドと山形局勤務の女性アナウンサーだった。いずれも軽症で、２人は治療のみ、残り２人が念のため入院した。茅野署の調べによると、石油ストーブの不完全燃焼の可能性が高いとみられている。ＮＨＫは「宿泊客４３人のうちＮＨＫ職員は８人。残り４人が自力で下山しました。７～１８日に予定していた赤岳ロケは中止し、３月２日の放送は未定」と話した。

［2008年2月12日8時24分　紙面から］

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