優勝マジック「1」の阪神は3日、広島に敗れ、リーグ優勝の行方はナイターゲームの巨人の結果待ちとなった。
この日は土曜日。大阪市の繁華街“ミナミ”は、多くの観光客であふれた。平日に比べると、若者の数も圧倒的に多い。道頓堀に架かる戎橋周辺には阪神の優勝を信じ、ともに喜びを分かち合おうと、試合中から阪神のユニホーム姿の人も見受けられた。
阪神の優勝を信じ、選手の応援歌を歌って盛り上がったが敗戦。「横浜に頑張ってもらおう」「1回帰って、また夜に戻ってきます」とこの後行われる巨人対DeNA戦の結果に委ねた。
阪神優勝時に恒例となっている“道頓堀ダイブ”を警戒し、大阪府警はミナミを中心に警察官約800人を動員し、厳戒態勢を敷いた。戎橋の両側にスロープができてからは橋上からの飛び込みは激減したが、道頓堀沿いの遊歩道からのダイブや橋の上での歓喜のジャンプなどは続いている。そのため、戎橋の両側に警察官を配置、立ち入り禁止エリアを設けるなど対策を徹底。戎橋の隣にあり、御堂筋が走る道頓堀橋は覆いで遮蔽した。見物人の滞留による群衆雪崩を警戒し、「DJポリス」も配置。ハンドマイクで「立ち止まらないで、左側通行でお進み下さい」と求めた。
大阪市河川課によると、川の水質は改善しているが、いまだ大腸菌が多く、腹痛などの恐れがある。
03年の星野阪神優勝時には約5300人が道頓堀川へ飛び込んだ。23年のリーグ優勝では、ダイブ防止のため戎橋両側のスロープは閉鎖されたが、25年は遊歩道から延べ29人が“Vダイブ”を決行していた。【阪口孝志】

