オークス7着以来となるアートハウス(牝3、中内田)はCウッドコースを単走で態勢を整えた。馬なりで6ハロン83秒3-11秒4。自ら騎乗した中内田師は「抑え気味でいきましたが、時計も出ていましたし良かったと思います。無理せず調整できました」と好感触を口にした。

8日の1週前追いでは川田騎手を背にCウッド、併せ馬で6ハロン81秒4-11秒0の好時計。しっかり負荷をかけた。師は「(1週前について)前進気勢が旺盛過ぎるところはありましたが、ジョッキーも『感触がいい』と言ってくれました。体のバランスも良くなっていますし、順調にきています」とうなずく。

課題だった心身のバランスも夏を越して進境。「(放牧先から)落ち着いて帰ってきました」と反撃態勢は整いつつある。母パールコードは16年秋華賞2着。悲願のタイトルへ、まずは秋初戦で好発進を決める。