2番人気のロンギングフォユー(大竹)が逃げ切り、重賞初挑戦、初制覇を飾った。時計は1分53秒1(稍重)。最内枠からスタートすると、鞍上の荻野極騎手(29)が「考えていました」という積極策に出た。勝負どころからタマモフリージア、ペンダントが追ってくるも手応えは上。じわじわ突き放して後続に4馬身の差をつけた。今回は初の地方馬場でナイター。鞍上は「初物ずくしで馬自身も気負っていた部分はありました」と振り返ったが、リズムを刻み、「(直線は)余裕も感じました」という完勝劇に導いた。

大竹正博師(56)は「1枠がどうなるかなと思いましたが、戦術としては迷いなく行く、と。その通りの競馬でしたね。馬体に成長の余地はあるけど、大事に使ってきて、メンタルは良くなってきてるのかな」。権利を取ったJBCレディスクラシックは候補の1つとし、次走は状態を見て決められる。【渡辺嘉朗】

■ロンギングフォユー▽父 ナダル▽母 クールデザイン(ディープインパクト)▽牝3▽馬主 坂本浩一▽調教師 大竹正博(美浦)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 5戦4勝(うち地方1戦1勝)▽総獲得賞金 5760万円(うち地方3000万円▽馬名の由来 貴女への慕情

●勝負服

<タマモフリージア=2着>田口貫騎手 スムーズな競馬ができて、力は発揮できたと思います。落ち着きもあって、今日は返し馬もできましたし、精神的な成長もありました。休み明けの感じもあったので、次が楽しみです。

<ペンダント=3着>岩田望騎手 雰囲気はすごく良かったです。思っていた以上に最後にファイトしなかったので、気持ちの面でもう少し大人になれば。

<へスペリス=4着>御神本訓騎手 最後に詰め寄られたのは不満だけど、初めてもまれて、砂をかぶる競馬にも対応した。これで変わってくると思う。

<カトレアノクターン=5着>和田譲騎手 3コーナーからまたハミを取り出して、言われた通り直線はじりじり伸びました。小柄だけど根性がありますね。