大物感あふれる1頭が現れた。

単勝1・5倍の1番人気ヴァルカモニカ(牝、宮田、父エピファネイア)が2着に7馬身差をつけ圧勝した。勝ち時計1分46秒5はG1・5勝のクロワデュノール(6月デビュー)を0秒2上回る、東京芝1800メートルの新馬戦史上最速のタイムをたたき出した。

好スタートを決めると、最内枠の他馬を行かせて2番手に収まる。1000メートル通過1分1秒0と新馬戦としてはよどみない流れを追走。3、4コーナーで若干もたついたが、直線で態勢を整える。残り350メートルで逃げ馬を捉えると、そのまま独走。1発だけ軽くステッキは入ったが、最後は鞍上のルメール騎手が後ろを振り返る余裕。上がり最速33秒5の末脚を発揮し、流すようにゴールした。

ルメール騎手は「いいスタートで、いいポジションが取れました。3、4コーナーは少し忙しかったけど、外に出してからはいい脚を使ってくれましたね。楽勝でした。楽しみです。僕はそんなにハードな騎乗はしていないですし、ほとんど自分で進んでいきましたね。重賞レベルだと思う。デビュー戦で7馬身差はすごいですね」と絶賛。「スタミナがありそう。まだ若いけど2000メートル以上も大丈夫かもしれない」と感触を口にした。

宮田師は「初めてみた時から品があって、期待通りの走りを見せてくれました。血統的に気性面どうかなと思いましたが、パドックでジョッキーが乗ってからのスイッチの入り方がすごくて、次走以降のテンションは引き続き注意していかないといけないですね。返し馬でも他の馬に抜かれたら頭を上げていくところもあったので、今日はひょっとしたら逃げちゃうんじゃないかなと思いましたが、ジョッキーがうまくいかせて2番手で我慢できたことは収穫ですね」と評価した。