マリナーズのディー・ゴードン内野手(32)が慈善活動での功績を称えられ、2020年のハッチ賞に選出された。
子どもの支援活動などを行ってきたゴードンは受賞を「栄誉」だと語り、活動に至る動機を述べている。MLB公式サイトが伝えた。
ハッチ賞は、タイガースで選手としても監督としても活躍し、1964年にがんで死去したフレッド・ハッチンソン氏に敬意を表して翌年に創設された賞。最も勇気と献身を示したメジャー選手に毎年贈られる。
6歳の時にDV(家庭内暴力)で実母を失ったゴードンは「Flash of Hope」というプログラムを立ち上げ、DV被害に遭った子どもたちや家族を支援してきた。また、最近では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、福祉が十分に行き届いていない地域の人々を助けるための資金集めや、食事支援に動いている。
困難のなかで育ったというゴードンは「自分はもうこれ以上戦う必要がないので、今の恵まれた状況を人助けに生かすことができる」とコメント。「自分たちを支えてくれるコミュニティーに恩返しをするのはプロのアスリートとしての義務だと思う。評価してほしくてやっているのではないけど、フレッド・ハッチのような団体に活動を認めてもらい、栄誉に思う」と話した。



