本紙メジャー担当の斎藤庸裕記者は、エンゼルス大谷翔平投手(27)に自信の◎をつけた。
8日(日本時間9日)、全米野球記者協会(BBWAA)の投票で選出されるア・リーグ最優秀選手(MVP)のファイナリストが発表され、大谷が最終候補に入った。投票結果発表は米国東部時間の18日午後6時(同19日午前8時)。メジャー4年目で初めて二刀流としてシーズンを完走した大谷が、48本塁打でタイトルを獲得したブルージェイズのゲレロ、自己最多45本塁打のセミエンを抑え、頂点に輝く。
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投手でもMVPが選ばれることを考慮すれば、投打で活躍した大谷が本命と考えるのが自然だろう。これまで投手では、11年のア・リーグでタイガースに在籍していたバーランダー(現アストロズ)が24勝5敗、防御率2・40、240奪三振で投手3冠に輝き、MVPを獲得。サイ・ヤング賞とダブル受賞となった。ナ・リーグでは、14年にドジャースのカーショーが21勝3敗、防御率1・77で同じくMVPとサイ・ヤング賞に輝いた。今季はここまで突出した成績を残した投手はおらず、大谷以外の2選手も野手が候補入りした。
選考にポジションは問わない。当然、大谷の評価も、投手と野手のダブルで加算される。実際に、大谷の今季のWAR(控え選手に比べ、どれだけ勝利を上積みしたかという貢献度を示す指標)9・0は、リーグ2位のアストロズ・コレアと1・7差。2位以下の選手が0・1~0・4ポイント差で均衡している中で、1ポイント以上の差は大差と言える。MVPのファイナリストに選ばれたセミエンとは1・8差、ゲレロとは2・2差で、MVP争いの3選手では断トツだ。
打撃成績や投手成績に加え、WARはMVP選考における重要な項目でもある。二刀流だからこそのアドバンテージが、MVP当確のムードを高めている。【MLB担当=斎藤庸裕】



