「Fuji」がア・リーグ最高勝率球団の初マウンドに立った。アスレチックスから19日(同20日)に電撃トレードでア・リーグ東地区首位オリオールズに移籍した藤浪晋太郎投手(29)が、チーム合流初日から2番手で救援マウンドを託されたが、いきなり移籍初球をホームランにされた。
0-2の7回から先発ブラディッシュに代わり、黒地のビジターユニホームで登板した。8番シリの初球、99・4マイル(約160キロ)の速球が外角高めに甘く入り、左翼席への20号ソロ本塁打を浴びた。打球速度は99・9マイル(約160・7キロ)、飛距離は359フィート(約109メートル)。ほろ苦いデビュー初球となった。
ただ、2人目からは落ち着いたピッチング。9番ベタンコートは1ボールからスイーパー(スライダー)で三ゴロ。試合前まで首位打者の1番ディアスはカウント1-1から、100・4マイル(約161・5キロ)の速球で遊ゴロ。2番フランコはカウント1-1からファウル3球で粘られたが、最後は6球目の94マイル(約151・2キロ)のスプリットで空振り三振に仕留めた。
この日の最速は、ベタンコートの1球目に記録した101・5マイル(約163・3キロ)。1回12球(9ストライク)を投げ、1安打(1本塁打)1失点、無四球1奪三振だった。今季防御率は8・58。12試合連続無四球。
試合はオリオールズが2安打のみで完封負けし、3連勝ならず。2位レイズとはゲーム差なしに迫られたが、勝率4厘差で東地区首位を守った。



