今オフ、目立った補強のできていないレッドソックスに対し、ファンは怒りを通り越してもはや“無関心”の域に達しているようだ。米NBCスポーツ・ボストンが伝えている。

レッドソックスは19日から20日にかけてスプリングフィールドの複合施設マスミューチュアル・センターでファンイベントに臨んだ。サム・ケネディCEOに対して時折ブーイングが飛び、新編成部長のクレイグ・ブレスロー氏には「お前は(前任の)チャイム・ブルーム2・0だ!」という皮肉を込めた罵声も飛び出した。

だが、それ以外は特に怒号が飛んだわけでもなく、会場には空席も。昨年の同イベントでひっきりなしにブーイングが聞こえ、オーナーのジョン・ヘンリー氏が腕時計をにらみながら「野球選手は高額なんだ」とつぶやいた風景とは様子が違っていたという。

チームのブランド力が低下していることについて問われたケネディCEOは、あるファンと写真撮影をした際にその相手から「あなたたちが思うほど、ファンはあなたたちを嫌ってはいないけどね」とささやかれたとコメント。同CEOは、球団が派手な大型長期契約を結んでいないことでファンが不満を感じているのは承知しているとしつつ「われわれは努力している。レッドソックスファンが心から誇りに思えるような組織作りをしている」と弁明した。