【ニューヨーク30日(日本時間31日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、メジャー7年目で悲願の世界一を達成した。左肩が万全ではない状態で、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に「1番DH」で出場。4打数無安打だったが、全員野球が結実し、序盤の5点ビハインドをひっくり返した。大逆転劇で4勝1敗とし、ア・リーグ王者の名門を下した。

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シャンパンファイトで思う存分はしゃいだ後、大谷は会見場に向かうため、ヤンキースタジアムの地下通路を歩いていた。すると、敵将ブーン監督と遭遇。互いに言葉を交わして握手し、健闘をたたえ合った。その場所はくしくも、元祖二刀流ベーブ・ルースら名選手の巨大な写真が飾られている壁の目の前だった。

メジャー挑戦を表明した17年オフ、大争奪戦となった大谷獲得レースで、ヤンキースは早々に脱落。大都市を好まないとの不確定情報が流れ、地元NYメディアから「臆病者」との見出しで痛烈に報じられたこともあった。スーパースターならではだが、今でも同球場では大ブーイングを浴びせられる。因縁の地で繰り広げられた名門同士の激闘。正々堂々と戦い、最後に胸を合わせた大谷とブーン監督を、天国のルースが見つめているようだった。

大谷翔平が移籍1年目で初のチャンピオンリング ドジャースが4年ぶり8度目の世界一/詳細