<ロッテ4-2楽天>◇4日◇QVCマリン
ロッテ清田がシーズン勝ち越しの先陣を切った。初回、先頭で外寄りの初球148キロを力強く右中間へ。角中の適時打で先制のホームを踏むと、3回も先頭で内角高め147キロを左翼手後方へ運んだ。2打席連続の二塁打。伊東監督「今日の収穫は清田。本人にとっても今後につながると思う」と安堵(あんど)した。
相手投手が因縁の美馬だった。9月21日の楽天戦、清田は美馬から左側頭部に死球を受けた。9月は8日の西武戦でも頭部死球を受け、脳振とうで登録を抹消。「一瞬、うわっと思うことはあるけど、CSなら相手も厳しくくるので」。恐怖心に打ち勝ち、インコースにも対応して核弾頭の役割を果たした。
1番清田、2番岡田、3番角中。3者連続安打で鮮やかに先制点を奪った。指揮官は「清田にめどが立ったらこの形はあると思う」と、8日から始まるソフトバンクとのCSファーストステージへ向けても手応えを得た。「1打席目で打てればチームがのれる」と清田。チームは今季71勝で貯金3とし、シーズン勝ち越しも決めた。