阪神金本知憲監督(48)が5日、大阪市福島区の阪神電鉄本社で、坂井信也オーナー(68=電鉄会長)にシーズン終了報告を行った。

 4年ぶりにCS進出を逃して4位に終わった今季は「非常に苦しく、つらい、我慢」のシーズンだったと回顧。一方で新人の高山や北條、原口、岩貞、青柳らが台頭して7連勝フィニッシュを決め「若手が育ってきたので、すごく楽しいシーズンでもありました」と手応えを口にした。

 来季は3年契約の2年目。「育てながら強くする方針はブレずにやっていく。まだ花は咲いていないけど、芽は出てきたのかなという思いはあります」と決意を新たにした。坂井オーナーも「来季に対して期待や希望も見いだせた部分もある。ただ若手は頑張ってくれたけどもっと頑張ってくれんと」とハッパをかけた。