阪神青柳、連勝で今季2勝目「粘ることができた」

阪神対日本ハム 2勝目を挙げナインとタッチする青柳(撮影・加藤哉)

<日本生命セ・パ交流戦:阪神4-2日本ハム>◇3日◇甲子園

 阪神青柳が初回の2失点で踏ん張り、自身連勝で今季2勝目を挙げた。「自分のミスで失点してしまったのに野手の方に助けていただいて、粘ることができました」。公式戦初対戦の日本ハムに勝ち、チームの連敗ストップに安堵(あんど)の色がにじんだ。

 立ち上がりは、悪夢がよみがえった。初回無死一塁で中島のバントを一塁に悪送球。無死一、三塁にピンチを広げ、4割超打者の近藤に先制打。さらにレアードの犠飛で2点目を失った。4月29日の中日戦も、四球とバント処理のミスで自滅。試合後に2軍落ちが決まった。苦い思い出がよみがえる序盤だった。

 ミスを消してくれたのが味方打線だ。前回5月27日のDeNA戦で初勝利をアシストした相性も買われ、再びバッテリーを組んだ岡崎が逆転弾を放ってくれた。援護への感謝はピンチでの粘りで表現した。3回、5回といずれも2死一塁で相手主砲の中田を空振り三振。「自分にとっては右打者なので(左の)近藤で勝負するよりは、の気持ちでした」とピンチを断った。

 金本監督も、一塁送球の改善を求めた上で「ああいうことが起きながらの勝ちなので、彼には勝ち運があるのかなと思う」と言った。強運を認めさせた2勝目だった。【堀まどか】