１回に幸先よく先制した広島は、中盤に３本塁打で加点してロッテを突き放した。４カード連続勝ち越しで、貯金を今季最多タイの１２とした広島緒方孝市監督（４８）の談話は以下の通り。

　－先発中村祐投手が好投した。

　緒方監督　もちろん、若い投手を盛り立てるような内野陣とか、いい守備に助けられるところもあった。祐太は前回と違って、テンポも良く、打者に向かっていってくれた。球もしっかり指にかかって、いい球が数多くあった。

　－先発陣が復帰してくる中でも期待は高まる。

　緒方監督　編成をいろいろ考えながらやる。交流戦はそこまで変えようとは思わない。後ろの投手が頑張って登板して疲労がある。先発から中継ぎに入れることも考えながら、みんなで試合をこなしていく。打線が活発で点を取ってくれるから、（今日は）後ろの２人を休められて３連投を避けることができた。丸が先制、中押しといい打点を挙げてくれて、最後まで１点１点という攻撃をしてくれた。

　－バティスタが２戦連弾。

　緒方監督　また打ったね。昨日、今日と最高の結果を出してくれて、ファンの心をつかんだ。これでまた打席に立つときは歓声をもらって、期待感もファンからもらえると思うが、それも力になる。ワンチャンスを生かしてくれたら、彼にとってもどんどん出場する機会も増えてくるだろう。ここは実力主義。いいものを出してくれた人がこの場でプレーして、お金を稼げるところ。

　－６日から敵地６連戦。

　緒方監督　交流戦はまだ１／３が終わったばかりなので、週明けからまた６連戦を１戦１戦戦いたいと思います。