横綱鶴竜が名古屋場所休場 腰と左足首の痛みで

愛知・東浦町の宿舎前で休場理由を語る鶴竜(撮影・桑原亮)

 大相撲の横綱鶴竜(30=井筒)が名古屋場所4日目の13日、日本相撲協会に「腰椎椎間板症により2週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 名古屋市内の病院で診察を終えた鶴竜は「(痛めたのは)場所前。稽古ですかね。こっちに入ったばっかりの時ですね」と話した。左足首にも痛みがあるようで「昨日の相撲でちょっと、相撲を取る前から足のバランスが崩れて痛くなった」と明かした。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は「本当に残念だが、次に向けて治療に専念するしかない」と話した。近日中に帰京し、治療する見通し。鶴竜の休場は、昨年夏場所以来で4度目。4日目の対戦相手、小結高安は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は4人となった。