NHKは29日、東京・渋谷の同局で、嵐の松本潤（38）が主演する23年の大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見を行った。俳優阿部寛（57）が武田信玄を演じることが明らかになった。
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阿部は95年「八代将軍吉宗」、98年「元禄撩乱」、03年「武蔵 MUSASHI」、05年「義経」、09年「天地人」に続き、6回目の大河ドラマ出演。松本とは映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」で共演している。
出演を受けて「本当にうれしいことです。松本君演じる徳川家康に、山で鍛えられた自分が、地響きのような影響を与えられたらうれしいなって思います」と言葉に力を込めた。松本は「ピリッとしますね…！ 精いっぱいあらがって家康を演じたいなって思います」と笑顔で応じた。
主演の松本について、阿部は「1年間、非常に大変なことだと思うんですよ。よく決断したなと思います。きっとすばらしい主演としての存在になっていくんだということはすぐに分かります」とたたえ、「松本君が大河を冒険していくところをかげながら見ていきたいし、自分ができることを応援していきたいと思います」と誓った。
同作は62作目の大河ドラマで、脚本を古沢良太氏が手掛ける。松本演じる徳川家康の生涯を新たな視点で描く。
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